高度成長下の事業規模拡大 1963(昭和38)年~
日本の国民総生産(GNP)が資本主義国の中でアメリカに次ぐ世界第2位になるまでに成長し、車は加速度的に大衆化されていきました。
このマイカーブームによってガソリンの性能に対する要求が高まり、1967(昭和42)年、出光はわが国初のオクタン価100を実現した『出光100ガソリン』を発売しました。
ガソリンの需要も年々増大。
それと並行し給油所も増え続け、1973(昭和48)年には5万ヶ所、その内出光サービスステーションは6811ヶ所と、全国津々浦々にまで販売網が確立されていきました。
高度成長下の事業規模拡大 1963(昭和38)年~
年 | 出光の社史 | 時代の背景 |
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1963(昭和38)年 | 千葉製油所 竣工 生産調整に抗議し、石油連盟を脱退 天皇・皇后両陛下徳山製油所をご視察 |
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1964(昭和39)年 | 出光石油化学(株)設立(2004年出光興産と合併) 出光石油化学徳山工場 竣工 |
東海道新幹線開業 東京オリンピック |
1966(昭和41)年 | 中央訓練所 開設 出光美術館 開館 本社を丸の内三丁目(帝劇ビル)に移転 出光佐三は会長に、出光計助は社長に就任 石油生産調整撤廃により石油連盟に復帰 |
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1967(昭和42)年 | 千葉製油所に世界初の重油直接脱硫装置 竣工 「出光100ガソリン」発売 |
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1968(昭和43)年 | 営業研究所 開所 | |
1969(昭和44)年 | 「出光クレジットカード」発行 | 東名高速道路全線開通 |
1970(昭和45)年 | 兵庫製油所竣工(2003年生産停止) 千葉製油所に潤滑油精製装置 竣工 中央研究所 開所(現、先進技術研究所) |
大阪万博 |
1971(昭和46)年 | 石油開発に進出し、新潟沖で出油に成功 米国で出光アポロ設立 |
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1972(昭和47)年 | 出光佐三は店主に、出光計助は会長に、石田正實は社長に就任 沖縄石油精製(株)設立(2003年生産停止) |
沖縄返還 |
1973(昭和48)年 | 石油の安定供給めざし、中東で事務所設置 中国の大慶原油を初輸入 北海道製油所 竣工 |
第一次石油危機 |