規制緩和下の事業拡張 1985(昭和60)年~
中東産油国での製油所建設が進み、1985(昭和60)年のIEA理事会で加盟国の製品輸入が論議されました。
わが国の石油業界は、「製品輸入は国内市況・需給の混乱要因となる」と反対したが、出光は「自由競争が企業の活力を生み、消費者の利益になる」という立場から、製品輸入の自由化に唯一賛成しました。
結局、条件つきながら輸入を認め、1986(昭和61)年1月、「特定石油製品輸入暫定措置法」(特石法)が施行されました。
規制緩和下の事業拡張 1985(昭和60)年~
年 | 出光の社史 | 時代の背景 |
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1986(昭和61)年 | 出光クレジット(株)設立 | |
1988(昭和63)年 | 豪州、エベネザ鉱山の権益取得し、自社炭輸入開始 | |
1989(平成元)年 | 出光オイルアンドガス開発(株)設立(2015年出光興産と合併) | 消費税法施行(3%) |
1991(平成3)年 | ポルトガルでアポロマークのサービスステーション開設(1999年売却) | 湾岸戦争勃発 |
1992(平成4)年 | プエルトリコでサービスステーション事業開始(2001年売却) 北海でスノーレ油田 生産開始 米国で潤滑油ブレンド工場 竣工 |
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1993(平成5)年 | 出光昭介は会長に、出光裕治は社長に就任 低ベンゼンガソリン「ゼアス」発売 |